〜業界初の取り組み〜
小型ガスエンジンコージェネレーションシステムと
業務用温水ボイラを組み合わせた 『ジェネボシステム』の販売

 株式会社巴商会(社長:海野和雄)、東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲)、大阪ガス株式会社(社長:尾崎裕)、東邦ガス株式会社(社長:佐伯卓)およびヤンマーエネルギーシステム株式会社(社長:玉田稔)は、小型ガスエンジンコージェネレーションシステム「ジェネライト」の排熱温水を直接活用する排熱投入型温水ボイラ「ジェネボ(※1)」を共同で開発しました。各社は、「ジェネライト」と「ジェネボ」を組み合わせた「ジェネボシステム」として、昨年11月1日から販売を開始しました。コージェネレーションシステム排熱投入型温水ボイラの開発およびシステムとして販売する取り組みは、業界で初めてとなります。
「ジェネボ」は、温水供給能力(熱出力)が186kW、372kW、558kWの3機種です。定格発電出力が5.0kWおよび9.9kWの2機種の「ジェネライト」と組み合わせた「ジェネボシステム」として、温水需要の多い福祉施設、温浴施設、ホテル、フィットネスクラブなどのお客さまにご提案してまいります。
※1 「ジェネボ」は東京ガス梶A大阪ガス梶A東邦ガス葛、同で商標登録出願中。


【ジェネボシステム構成例】


《主な特長》
(1)優れた環境性(省エネ、省CO2)と経済性
「ジェネボ」は、本体内部に排熱回収機能を設けたため「ジェネライト」の排熱温水を直接活用することができます。また「ジェネボ」内に搭載したガスバーナに比例燃焼制御を採用することにより、従来の温水ボイラよりも部分負荷効率を高めました。 これらにより「ジェネボシステム」は、従来のガス焚き温水ボイラよりも、優れた環境性、経済性を実現します(年間の一次エネルギー消費量を約23%削減※2、CO2を約26%削減(※2))。

 ※2 試算条件
 ■福祉施設(4,650m2)において、ジェネボシステム「BHP-816GU2(定格熱出力372kW)+CP10VB1(定格発電出力
  9.9kW)」が賄う熱エネルギーと電気を「従来の温水ボイラ+商用電力」で賄ったときの比較。
 ■CO2排出原単位:電気0.69kg-CO2/kWh(火力平均)、ガス2.36kg-CO2/m3(46MJ/m3)



(2)設計・施工の簡易化・省スペース化
これまでは、「ジェネライト」と温水ボイラを組み合わせる際は、個々の熱の利用用途を踏まえた上で、排熱利用のための熱交換器や制御装置などを設計・施工する必要がありました。「ジェネボ」は、「ジェネライト」の排熱温水配管を接続するだけで排熱温水を利用できるため、設計・施工が容易になります。また本システムは、排熱利用のための熱交換器や制御装置などが不要になるため、従来と比較して設置面積を約25%(※3)低減することができ省スペース化が図れます。

 ※3 BHP-816GとCP5VBを設置する場合の例。

【従来の排熱利用設備例】       【ジェネボシステムの排熱利用設備例】


《開発の背景および今後の展開について》
 コージェネレーションシステムは、発電と同時に発生する熱を有効利用することができ、省エネルギー性に優れたシステムとして家庭用から産業用まで幅広い分野で普及拡大が進んでいます。一方、地球温暖化防止への取り組みが喫緊の課題となるなかで、CO2排出量の低減のため、コージェネレーションや温水ボイラにおいても省エネルギー性の更なる向上がより一層求められています。 従来システムでは、コージェネレーションの排熱で給湯や暖房需要を賄えない場合は、温水ボイラで追い焚きを行っています。このたび、コージェネレーションの排熱温水を直接活用できる「ジェネボ」を開発し、「ジェネライト」の排熱を最大限に利用し省エネルギー性を向上させた「ジェネボシステム」を実現いたしました。また、一般的な給湯・暖房用に温水ボイラを使用する場合、部分負荷での稼働時間が長く、このような運転状態での燃焼効率を向上させることがCO2排出量の低減に寄与するため、従来よりも部分負荷効率が優れたガスバーナを採用し、「ジェネボ」に搭載しました。

※製品仕様等、詳細はカタログを参照下さい。 → Genebo[ジェネボ]カタログ


《ジェネボシステムに関する問い合わせ》
プレスリリースの内容に関するお問合せは、当社ジェネボ広報担当までお願いいたします。
その他の製品に関するお問い合わせ、資料のお取り寄せ等は、最寄の当社事業所までお願いいたします。